「バス・ちか探検ツアー」とは、仙台市交通局が車両基地を開放して電車バス大好きキッズを大喜びさせるイベントの名前です。
自衛隊の基地開放の交通局版みたいな…でも基本的にキッズ向けで、なんかアレな思想の人とか、ものすごい行列とかないので、だいぶ治安が良いです。
2021年の「バス・ちか探検ツアー」は完全事前予約制だったんですが、申し込みしていた友人ファミリーのパパが当日仕事が入ってしまったとのことで、急遽代打として参加してきました。
こちらが今回の会場案内図。バスの運転席に座って写真を撮ったり、子供限定でバスの車体にお絵描きできたり、グッズの販売コーナーがあったりします。
特殊車両体験コーナーでは、よく夜に線路の整備をしている車両に乗ったり、お話を聞いたりできます。
これは現場まで人間を運ぶ「レールスクーター(軌道自動自転車)」ですが、冬は寒く、夏は暑く、椅子は固く、乗り心地については作業員のみなさんに不評のようです。
座席から見える風景。
これは実際にレールを削って整備をする「レール削正車」とその「電源車」。
車体にかっこよく英語で書いてありますが、「R(レール)S(さくせいしゃ)」「R(レール)S(さくせい)D(電源車)」と、まさかのローマ字だそうです。
これはレールの輪切り!
なんと、車両のありとあらゆるネジにこのように3色の合印がペイントしてあって、ちょっとでも緩んでるとわかるようにしてあるんだって…
確かに、レール上に落ちたりしてたら大事故につながる可能性もあるからね…しかし無数にあるネジ全部って凄い~
こちらは洗浄機通過体験コーナー。
「試運転」って書いてある電車に初めて乗った!
結構一瞬で終わっちゃうので、スローで動画とってみました。音量注意!
通過後に、ちょっと遅れて水が上から流れてくるので、急に世界がゆがむところが面白いです。
検修場見学は工場のデザインが美しかった。
ここで、車両を定期的に点検するそう。
縁起でもないことを言いますが、こういう整然とした鉄骨構造は、今も美しいし、古びても味があるし、なんなら廃墟になっても綺麗ですよね。
「切」っていっぱい書いてあるけど、何が切なのかきくの忘れました。
くすんだ水色と赤の色合いがかわいい。
お土産にクリアファイルと最近の仙台市交通局はすっごく赤字でーす。みたいな収支の資料をもらったので、できるだけ乗ろうと思いました…
あと、この「乗ってね」の画像をTwitterにアップしたら、一部バスマニア界隈?が文字が白色であることにざわ…ざわ…ってなっていたので、そういえばふつうはオレンジの文字だったな、さすがマニアは目の付け所が違うなって思いました。
お土産にもらった「イクスカすずめ」のクリアファイル。かわいい。
LINEスタンプもあります。みなさんも、イクスカすずめと仙台市交通局を応援してあげてください。